四季報先取り「四半期高進捗率」トップ30 いよいよ12日に『会社四季報』秋号が発売!

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日経平均株価はジリ高。これから、昨年末と同じような株高が「演出」される可能性も?(撮影:梅谷秀司)

いよいよ『会社四季報』秋号が9月12日に発売になる。日経平均株価は9月9日現在1万5749円。今年の高値である1月8日の1万6121円(終値ベース)をいまだ抜き切れていないものの、一つの関門だった7月30日の戻り高値1万5646円(同)を突破。消費増税で個人消費の停滞が懸念される中、株価はジワジワと上昇、今年の高値を「射程圏」にとらえたようにも見える。

折しも9日は、為替が一時1ドル=106円台前半、海外では106円台半ばとなり、2008年のリーマンショック直後の水準までドル高円安が進んでいる。

いよいよ『会社四季報』が9月12日(金)発売。巻頭ランキングで「ラクラク銘柄探し」

全体相場の流れもさることながら、株式投資に成功するためには、個別銘柄の業績動向に敏感であることが欠かせない。

今回、『会社四季報』秋号では、巻頭ランキングで「ラクラク銘柄探し」と銘打って、株価の上昇が期待できそうなランキングを充実させている。

その中から、「四半期高進捗率ランキングトップ30」(予想営業利益利益50億円以上の上場企業が対象)を抜粋してお届けする。このランキングは通期の業績見通し(会社計画)に対して、四半期業績が「どの程度まで達成されたか」を見たものだ。

進捗率が高ければ、今後、会社側が通期計画を増額する可能性があり、ランキングによって「増額修正銘柄候補」をあぶりだそうというわけだ。

もっとも、単純に1期分の四半期の進捗率を高い順に並べると、業種ごとの季節性や、当期だけの特殊要因などが反映されてしまう懸念がある。こうした懸念をできるだけ除くために、ランキングでは、単純に今期1期分だけの予想で算出していないところがミソだ。

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