ワクチン3回目「交互接種」を国が推奨する事情 「ワクチン選択は可能だが…」後藤厚労相が説明
3回目はワクチンの交互接種を推奨
来年3月開始を予定している職場や大学での3回目接種に関し後藤氏は、「コストについて交付金等で面倒を見ることを検討する必要がある」と述べた。接種に関わる人件費や会場費の負担を減らし、企業や大学での職域接種を促したい考えだ。
また、後藤氏は3回目接種の前倒しについて、高齢者など重症化リスクの高い人を優先する考えを示した。政府は当初、3回目接種までの間隔について2回目接種から8カ月以上が経った人を対象としていたが、岸田首相が「できる限り前倒しする」と表明した。
以下、番組での主なやりとり。
梅津弥英子(キャスター、フジテレビアナウンサー):堀内ワクチン接種担当相が自分の打ちたいワクチンを予約することができると発言。私たちに選択肢はあるのか。
後藤茂之氏(厚労相):国民の選択で、ちょっと待っても自分の好きなワクチンを打ちたいという選択はもちろん可能だ。選択は可能だが、われわれとしては交互接種をしていただくことをお勧めして準備をしている。
松山俊行(キャスター、フジテレビ政治部長・解説委員):ワクチンの種類について。1、2回目は、自治体はファイザー、大規模接種センターや職域接種はモデルナだったが、3回目接種でもそのような分け方を考えるのか。