ポイント3つ目:押しつけ禁止
プロの思考整理術は、本人が望まないところに強引に連れていくのが目的ではなく、望むところにいってもらうためのスキルです。だから望むものはなにかをイメージするのは重要なのですが、なかには「何が理想かわかりません」という人もいます。
今、目の前の問題を解決するので手いっぱいで、「理想とか考えてる場合じゃない」というような人の場合。
そのときは「仮に、こんな風になったらうれしいんじゃないかな?」と相手の状況を想像しつつ、誘い水を出してもいいでしょう。それが積み石になって何かをひらめくこともあれば、捨て石になって「いえ、自分が望んでるのはそうじゃなくて」となるかもしれません。
ただし、あくまでも「相手が望んでいること」であって、「自分が望んでいること」を混ぜてしまわないように。
上司が部下に対して、「もう少し仕事に積極的になれたらいいと思わない?」のように投げかけたら、誘導になってしまいます。誘導すると、相手は思考整理をできないまま終わるので、誘い水は慎重に出しましょう。
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和仁 達也
ワニマネジメントコンサルティング代表取締役
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わに たつや / Tatsuya Wani
1972年生まれ。相手の思考を的確に整理・言語化して、経営者のビジョンと金銭面の成功を支援するビジョナリーパートナー。(株)ワニマネジメントコンサルティング代表取締役。独立系コンサルタントのロールモデル的存在。「パートナー型コンサルティング」「積み石効果・捨て石効果」「前置きトーク」「安心・安全・ポジティブ」など、新しい言葉を次々に生み出してきた“言語化の鬼”。
大学卒業後、コンサルティング会社を経て27歳で独立し、経営コンサルタントに。年間報酬3000万円超えを20年以上続けてきた。高額報酬で長期契約が続く秘密や、その中核となる言語化力を学びたい、というコンサルタントや士業が殺到し、養成塾や合宿は常時満員御礼。2015年には、一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会を設立し代表理事に。延べ会員数は1000人を超える。
卓越した言語化力を武器に「難しいことを、わかりやすく楽しく」解説する能力を買われ、品川女子学院(高校)にて「ビジネスと生活で使えるお金の授業」を担当。大反響を得て、テレビ番組『カンブリア宮殿』でも紹介された。
著書に『〈決定版〉年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書』『プロの思考整理術』(以上、かんき出版)のほか、品川女子学院の授業から生まれて累計10万部を突破した『世界一受けたいお金の授業』(三笠書房)、『超★ドンブリ経営のすすめ』(ダイヤモンド社)など多数。
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