ゴールドマンが超低金利時代の終わり近いと指摘 名目金利上昇に向けた長い道のりの途上にある

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ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストは予想を上回るインフレ高進と巨額な政府支出によって、超低金利時代が終わりに近づきつつある可能性を指摘した。

2008年のリーマン・ブラザーズ破綻後の世界は持続的な物価上昇圧力の弱さと超低金利政策で特徴付けられるが、ヤン・ハッチウス氏とその同僚は、米連邦準備制度と欧州中央銀行(ECB)の新たなフレームワーク採用の決定や気候変動と闘うための投資、世帯の貯蓄増加でそれが変わる公算が大きいと分析する。

「特に投資への一段と強い需要に加え、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に起因するインフレ期待の高まりは、われわれが金融危機後の世界を上回る名目金利に向けた長い道のりにあることを示唆している」とリポートで指摘した。 

同行の分析によると、景気の加速も減速も招かない「中立金利」は金融危機後の年月と比べ50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上回り得ることを示唆していると説明。インフレ率はパンデミック前の水準を0.5ポイント上回る水準で落ち着くとも見込んでいる。

原題:Goldman Reckons Era of Super-Low Interest Rates May Be Ending(抜粋)

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著者:Catherine Bosley

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