食材たった2コ「ニコサラダ」簡単・美味しいレシピ 「アボカドとオレンジのサラダ」の作り方を紹介
ジャーサラダ、スチームサラダ、チョップドサラダなど、定期的にブームが来るサラダ界。2021年に話題なのは「ニコサラダ」です。「ニコ」とは、食べると〝ニコニコ〟できるという意味もありますが、たった〝2コ〟の食材で完成するという意味もあるのです。
美容ライターが推奨する「ニコサラダ」とは
ニコサラダの提唱者は、人気美容誌『美的』で活躍するエディター・門司紀子さん。料理家としての顔もあり、2020年に出版したレシピ集『弾丸トラベライターの台湾妄想旅ごはん』が大好評。『美的.com』では4年間にわたり毎週サラダとそのレシピを紹介する連載を継続しています。その数はなんと180以上にもなっているんです。
そんな門司さんの最新レシピ本が『たった2コの食材でキレイになれる 魔法の“ニコサラダ”』(小学館)。
門司さんにニコサラダが生まれた背景について伺いました。
「忙しい人でも、料理が苦手な方でも、食材が2コだけなら作れるのではないかとひらめいたからです。特に小さなお子さんがいると、衛生面から過熱調理が多くなり、生野菜不足になると聞いたことがあります。〝生野菜のサラダが食べたい〟と思っても、お惣菜としてサラダを買うとそれなりのお値段がしてしまいまうもの。でも、自分で作ればコスパも抜群です」(以下「」内・門司さん)
作りたてのサラダは、素材がシャキシャキしていて、とてもおいしい。
「野菜を生で食べるから、サラダには美容成分がふんだんに含まれています。体の中から健やかになるので、肌や髪のハリはもちろん、心までもいい感じに整いますよ」
道具もほとんど使わない
とはいえ、やはり、料理は面倒。ボウルやピーラー、ドレッシング用の泡だて器など、意外と使う道具の片付けも面倒。
「大丈夫! ニコサラダなら、パパッと切って、ボウルひとつで和えるだけ。調味料も、オリーブオイルとお酢、レモン汁や黒コショウ、塩があればほぼ完成します。ポイントは調味料はなるべく〝いいもの〟を使うこと。素材の味を引き出してくれますから」