意志の力は不要!「すぐやる人」になるコツ2つ 「やる気が起きる」のを待っても永遠に起きない

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側坐核は、私たちがなんらかの行動を起こすことで刺激を受け、ドーパミンを放出します。「行動に着手」することで、はじめてスイッチがオンになるのです。

そうはいっても「すぐ動けないから困っているんだけど……」と、いう声も聞こえてきますが、大丈夫。側坐核のスイッチを入れるために必要な行動は「ほんの少し」だけでもいいんです。

さらに、脳には「可塑性」という性質が備わっています。可塑性とは、大きな変化は受け入れずに元に戻そうとする一方、小さな変化は受け入れるという脳の性質のことです。

つまり、いきなり大きく変わろうとせずに、小さなアクションから始めていけば、面倒くさがりで、変化を嫌う脳でも対応できるのです。

しかも、その小さなアクションは、「勉強のテキストを開く」「パソコンの電源をつける」といった本当に些細なことで問題ありません。これなら誰にでもできます。

物事を先延ばしにせず、「すぐやる人」になるためには、「とっかかり」、つまり行動に初速をつけることがポイントになります。

今回は、この小さなアクションを活用して、行動に初速をつけ、すぐ動けるようになる方法を2つ紹介していきましょう。

①仮決め・仮行動でとりあえずやってみる

思うように動けない人の共通点の1つに「ちゃんと決めてから動きたい」「失敗しないようしっかり計画を立てたい」という心理があります。もちろん、何も考えず、準備もせずに行動しても成果が出ることは少ないでしょう。

一方で、考えることばかりに時間とエネルギーを注ぎ、それだけで終わってしまうこともよくあります。これでは本当にもったいない。

「しっかり計画を練ってから行動に移す」という考え方が、あなたを動けなくしている大きな原因となっていることもあるのです。

すぐ行動できるようになるためには、「量」→「質」という順番を意識することが大切。第一に、「行動量」を増やすこと。その後に「行動の質」を上げることがポイントです。

すぐ動けない人の大半は、この順番を守っていません。行動量を増やすという第一段階を無視して、いきなり行動の質を求めてしまうのです。

あるいは、量と質を同時に求めてしまい、身動きがとれなくなってしまう人もいます。

「すぐやる人」になりたいのであれば、「行動の質」は後まわしにして、「行動量」を増やすことを意識しましょう。

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