しかし吉村さんの訴えは続く。「僕は仕事中でもLINEもしますが、彼女は仕事とプライベートはきっちり分ける人でした。いつも多忙な彼女に対して、あるときは“仕事と俺とどっちを取るんだ”なんて、まるで付き合いたてのカップルとか、20代前半の女性が言うようなことまで何度か言ってしまって」。
彼女が中古マンションを買って
時々喧嘩をしながらも、由利さんとの付き合いは6年にも及んだ。付き合って5年目には由利さんは正式に離婚。吉村さんも6年間の間に何度かプロポーズをしている。
「彼女が離婚する前から、夫と別れて一緒になろうって定期的に言ってました。彼女の子どもと一緒に暮らす覚悟はあったし、子どもが小学校から中学校など、進級するタイミングでも何度か言いました。でも、毎回子どもの存在を盾に断られちゃうんです。ついに彼女が離婚したときは、やっとこれで堂々と付き合える……!と思ったのもつかの間、今度は中古マンションを買ったからそれどころではないと。一部お金の援助もすると申し出ましたが、そういった関係じゃないと断られて」
プロポーズを断れ続けても、2人の付き合いは継続した。しかし、最終的に別れを告げたのは、吉村さんからだった。
「彼女の子どもが消防学校に入ったんです。そのときにも彼女にプロポーズしましたが、子どもの学校がとてもハードだから、いつ帰ってきてもいいように家を空けておきたいと言われて。あれ、もう子どもは大人だよね?ってさすがに違和感があったし、もう待つのも無理。限界だと。最後は自分から別れを告げました」
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