「銀行にお金を預けるのが損」だとわかる納得理由

今の金利はバブル期の「4000分の1」しかない

渡邊:それは、アメリカのお金持ちですね。日本では「欧米」とまとめて一緒に考える傾向がありますが、少なくともお金の世界では、両者はだいぶ違います。とくにアメリカと日本では、社会構造が何もかも違いすぎます。日本人がアメリカ型のお金持ちを目指すのは、じつは非常に危険なんです!

――危険! もうその言葉だけで、アメリカ型は断念します。そもそもアメリカ型のお金持ちにはなれそうにないですし……。

渡邊:真似するなら、むしろスイス型、ヨーロッパ型にしましょう。いいですか、ヨーロッパのお金持ちとは「お金に困らない人」なんです。これなら、自分もなれるかも、と思いませんか?

――まあ、アメリカ型よりは……。でも、僕のような一般人でもできる、将来お金に困らない方法なんて、本当にあるんでしょうか?

渡邊:ありますよ! スイスのプライベートバンクでは、世界中の富裕層の人たちが「資産を守る」ために投資をしています。そして、富裕層の人が、お金とどう向き合い、どのようにして資産形成をしているのかには共通点があるんです。まずは、そこからお話ししていきましょう。

1万円の原価はわずか25円

――でもそれって、もともとお金持ちだった人ではないですか? 僕のような一般人が真似しても無意味なような……。

渡邊:いえ、じつはそれも誤解です。たしかに、プライベートバンクのお客様は、起業家や経営者、お医者さんなどが多いです。しかし、彼らは事業の成功のみで財を築いたわけではありません。海外の富裕層というのは「事業の成功+資産運用」で成功者になった人です。富裕層がどのように資産運用をしているのかを学べば、丑久保さんも富裕層の仲間入りができるかもしれません。

――なるほど、事業と一言でいっても千差万別ですから、お金持ちになるには、資産運用のほうがカギになるわけですね。

渡邊:その通りです。では、なぜ資産運用がカギになるのか、簡単にお話ししましょう。まず、丑久保さんは、お金に価値はあると思いますか?

――それはもちろんです。お金がなければ生きていけないですし、欲しいものも買えないですからね。

渡邊:そうですよね。しかし、じつは、お金自体には何の価値もありません。

――ええっ! どういうことですか?

渡邊:日本には、紙幣と硬貨の2種類のお金がありますね。しかし、紙幣はただの紙切れで、硬貨はただの金属です。事実、1万円の原価はたったの25円です。子どもにお年玉として1万円をあげれば喜びますが、25円をあげたら悲しみますよね。

――たしかに。お年玉で25円なんて、あげるほうもあげるほうですね。

渡邊:では、どうして1万円だと喜び、25円だと悲しむのでしょうか?

――それは、1万円ならゲームソフトが2本くらい買えるけれど、25円ならお菓子もろくに買えないですからね。

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