表彰台の選手に対する報奨金に見るオリパラ格差 多様性と調和を謳った東京五輪の理念に反する

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5月11日、東京2020パラリンピック競技大会のテストイベントで車いすに乗る選手Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg

報奨金以上に重要な価値を目指す

しかし、すべてのパラリンピック選手が報奨金の金額を問題視しているわけではない。過去5回の出場経験を持ち、東京大会に出場予定のパラリンピック高跳び日本代表の鈴木徹選手は、日本のパラリンピック選手は、政府やJPSAやスポンサーなどから義足や合宿、医療費などで「十分な支援を受けている」と指摘。「報奨金が高いに越したことはないが、多くの選手がおまけ」として捉えており、「世界一、最高の演技、ライバルに勝つ」という、それ以上の価値を求めていると語った。

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著者:水田知佳

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