コロナでさらに進化「出会い系アプリ」の最新事情 「アフターコロナ」見据えたビジネスが続々登場

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③デジタル教科書:進化するオンライン学習

コロナ以前からデジタル教育、オンライン教育の導入が先行していた中国では、幼稚園から小学校卒業までの学習内容が入ったアプリ「納米盒(ナーミーフー)」の人気がさらに高まった。コンセプトは「保護者の秘書、先生のサポーター、子どものパートナー」。中国全土の教科書の約95%をカバーし、2500以上の学習コンテンツを提供する。

映像、音声、画像を用いて予習・復習ができるほか、朗読や英語の発音チェック機能などもある。コロナ禍で休校が続いた時期にいっそう利用者が増えた。2021年2月1日時点で、累計ダウンロード数は2億9000万を超えている。

英国では「親起点」の取り組みが続々

一方、ロックダウン中の英ロンドンでは、メッセージアプリ経由で、担任からの学習課題や自作の動画などが毎週送信された。だが、小学生は毎日遊んでいた友達と会えないことにストレスが溜まり、保護者も家庭でのサポートに不安を抱えた。

そこで、保護者たちが自主的に始めたのが、チャットアプリ「WhatsApp」を使って、子どもたちが友達に向けて書いた手紙や写真を送り合う「デジタル交換日記」。また、ZoomやSkypeを使って保護者が交代で行う「グループ読み聞かせ」も実施した。

さらに、英国の公共放送BBCは2021年1月、政府が3回目のロックダウンを発表したことを受け、インターネットにアクセスする環境が整っていない生徒に対し、学校のカリキュラムに基づいた本格的な教育番組の放送を決定し、1月11日に開始した。小学生向けに平日の午前9時から3時間、中学生に対しては少なくとも2時間の番組を放送した。

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