東洋経済オンラインとは
ビジネス

日本人が知らない「1000円カット」の真の魅力 最大のセールスポイントは「安さ」ではない

6分で読める
2/3 PAGES
3/3 PAGES

なにしろ、世の中で時間よりも価値のあるものは売っていません。業界トップのQ社のキャッチコピーは「10分の身だしなみ」ですが、もっとあからさまにウリを書くとこうなるでしょう。


時間がない? 髪も待ち時間もカットします!

ベタすぎますか? けれども、キャッチコピーの効き目はウマく書くことより、伝えている中身で決まるのです。ウリがはっきりとわかると、ターゲットが明確に定まってきます。そして、キャッチコピー文も、より具体的に書くことができます。セールストークもシンプルで強いものになります。これにより、ウチの商品の価値をわかってくれるお客様と、つき合うことができるようになるのです。

大事なのは「正しいウリ」を見つけること

これまで見てきたように、大手企業や有名チェーンなどであっても、ウリをカン違いしている例には事欠きません。スケールメリットでなんとかなる大手はよくても、スモールビジネスの場合ですと、ビジネスがうまくいかない原因や、モノが売れない原因は、商品やサービスのウリを間違えていることなのです。

『即買いされる技術 キャッチコピーはウリが9割』(秀和システム)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。

間違ったウリをもとに、自分でキャッチコピーを書いても、あるいはコピーライターに高額を支払って外注しても、「期待したような反応がない」のは当然です。

「キャッチコピーで売れた!」という話もよく聞きますが、実際は正しいウリのポイントを見つける考え方やノウハウこそが大切です。大工さんが段取り八分というように、売れるキャッチコピーとは、エッジのきいた一文を書くことではなく、「ウリを見つけるプロセス」が、その9割を占めているのです。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象