「絹と木綿」でカロリーが違う!?豆腐の豆知識 豆腐製品を扱う食品メーカー「相模屋」に聞いた
「圧力を加えて固める際に水分や油分が抽出されることから、木綿は絹に比べて、同じ重量当たりのカロリーが少し高くなります。※100g当たりのカロリー 木綿72kcal 絹56kcal(出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂))
また、このつくり方の違いによって、同じ重量あたりの栄養素の量も異なり、たんぱく質やカルシウムなどは木綿の方が多く含まれています」(片岡さん)
木綿とうふは圧力を加えて固めることで、カロリーだけでなく、栄養素も凝縮されるんですね。食感の違いしかないと思っていた「絹」と「木綿」の差がよく分かりました。
木綿とうふと絹とうふの使い分け
木綿と絹では食感が違いますが、それぞれどんな料理に合うのでしょうか?
「木綿とうふは、固めてから一度崩し、押し固めているため味しみがよく、また崩れにくいのが特徴。煮物や炒め物、豆腐ハンバーグにおすすめです。絹とうふは、なめらかでつるっとした食感が楽しめる、冷や奴やサラダ、汁物の具などのメニューによく合いますよ」(片岡さん)
知っているようで知らなかった豆腐の豆知識。次回は、使いかけの豆腐を上手に保存する方法を教えていただきます!
(文:keiko kido)
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