子どもの可能性をつぶす、恐るべき「13の禁止令」 親の「よかれ」が子どもの脅威になるという現実
「子どもを束縛したくない」と言っている人ほど…
親がどのような言葉を使うかによって、子どもの将来を左右すると言っても過言ではありません。では、どんな言葉を使えばよいでしょうか。
「子どもには、やりたいことをやってほしい」とは言うものの、どんな親も、突き詰めれば「子どもに幸せになってほしい」と思っています。
それでは、幸せってどういうことでしょう?と聞くと、「その子自身がやりたいことをやっている状態」だと言うのですね。決して、親の思いどおりになってほしいと思っているわけではありません。その子自身が自分で選ぶことができるのが最高だと思っているのです。
ほとんどの親御さんは「子どもには、自分のやりたいことをやってほしい」と思っています。
自分は親に束縛されてきたから、自分の子にはそうしたくないと強く思っている人もいます。これは本心でしょう。
ところが、です。
「子どもを束縛したくない」と言っている人ほど、実は束縛しているケースがあります。
お子さんと親御さんと僕で三者面談をしているときに、そういう子はつねにお母さんの顔をちらちら見ています。だから本当にすぐにわかってしまう。ああ、この子は自分で決められないようにされちゃっているんだなと。本人に指導する中でも、「親には何て言ったらいいですかね?」と僕に聞いてくるのです。
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