元気なうちに要検討!親の「介護費用」いくら必要? 費用の目安や介護保険の仕組みをマンガで解説
介護保険で受けられる代表的なサービス例
ケアマネジャーに相談「居宅介護支援」
要介護度に応じて受けられるサービスを検討し、ケアプランと呼ばれる介護計画書を作成してもらう。
気軽にレンタル「福祉用具貸与」
介護ベッドや車いす、手すりなど、介護に必要な福祉用具を1~3割の価格でレンタルできる。トイレや入浴用品は購入対象。
20万円まで利用可能「住宅改修」
段差の解消や手すりのとりつけなどの住宅改修に最大18万円(工事費用20万円の9割まで)補助が出る。事前に市区町村に計画書の提出が必要。
施設で運動や入浴「デイサービス(通所介護)」
車での送迎つきで、食事や入浴などの生活支援や機能訓練などが受けられる。基本は日帰り。昼食代やレクリエーション代は実費を支払う。
施設で機能回復「デイケア(通所リハビリ)」
病院や診療所、介護老人保健施設などの医療機関で受けられる通所型のリハビリ。医師の指示がないと利用できない。
「小規模多機能型居宅介護」
デイサービス、訪問介護、ショートステイが1つの事業所で利用できる。利用料は月額定額制。
身体介護や生活援助「訪問介護(ホームヘルプ)」
自宅での自立した生活を支援するために、ホームヘルパーが料理や洗濯などの生活援助や、さまざまな動作のサポート(身体介護)をする。
自宅で医療的ケア「訪問看護」
主治医の指示に基づいて医療的なケアを行う。病院のほかに、訪問看護ステーションと契約することが多い。
機能回復訓練「訪問リハビリ」
理学療法士(基本的な身体動作)、作業療法士(生活動作)、言語聴覚士(会話や食事)などが自宅でリハビリを行う。
30日間まで滞在「ショートステイ(短期入所生活介護)」
利用者の心身の状態が悪いとき、介護者の病気や仕事の出張などのときに、短期間(最長で30日)施設に入居できる。食費と住居費は自己負担になる。
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
老健(介護老人保健施設)
介護医療院
介護保険で入居できるのは上の3つ。ほかに介護保険のケアがつく「特定施設」(介護つき有料老人ホームなど)、認知症向けのグループホームなどがある。