成績が「オール4以上」の中学生の親の習慣3つ 最大のメリットは「親子関係」がよくなること

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2つ目の習慣は、少しでも努力していたら全力で褒めることです。たとえば、テスト1週間前なのに、普段よりも勉強量が少ないとします。1時間勉強しただけで、すぐにゲームをしているとしましょう。こんな姿を見ると「テスト前なのにやらなくていいの?」と言いたくなりますよね。親として、当然だと思います。

しかし、成績がオール4以上の親はこういったことを言いません。「ゲームの前に1時間も勉強したんだ!頑張ったね」と言います。つまり、今ゲームをしているマイナス面ではなく、ゲームを我慢して1時間勉強したプラス面に目を向けるのです。

子どももバカではありません。勉強しないといけないことは、わかっています。ただ、少し疲れたからゲームをしているだけなのです。そんな時に「勉強しなくていいの?」と言われたら、どう思うでしょうか。「うるさい!ちょっとくらい休憩させてよ」と言いたくなりますよね。さらにやる気がなくなるのです。

実際に私のメルマガ読者のAさんのお子さんは、テスト直前にギリギリ課題が終わっている状況でした。繰り返し復習しないといい点数は取れません。そこで、少しだけ速いペースで進められるようにAさんがサポートしました。計画を立てるのを手伝い、丸つけなどの作業を引き受けたのです。そして、テストの数日前に課題を終わらせ、ワークを一度だけやり直すことができたのです。

するとAさんは、その進歩をここぞとばかりに思いっきり褒めました。心の中では「1回しか繰り返せていないじゃん」と思われていたそうですが、その気持ちをぐっとこらえました。すると、子どものやる気に火が付き、5教科合計75点UPすることができたのです。

褒めるところは何でもOK

どんな子でも、毎日必ず何かしらの努力をしています。テスト勉強以外にも、朝起きる、学校に行く、宿題をする、ゲームを1時間でやめるなど。子どもによって、努力していることは違います。そういった部分に気づき、全力で褒めると、子どもは「僕のことをわかってくれている」「私を見てくれている」と感じます。すると「勉強も頑張るか」という気持ちが出てくるのです。

まずは1日1回、お子さんが努力しているところを褒めてあげてください。忙しい場合、1回しか褒めることができないかもしれません。それでも大丈夫です。その1回を、全力で褒めてあげてください。この習慣が、子どものやる気に火をつけます。

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