「部下をまるで育てられない上司」に欠けた視点 最悪、部下がただのやらされ集団になる危険も

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「どうしたら部下を思った通りに育てられるだろうか」という悩みは尽きない(写真:metamorworks/iStock)
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「その仕事、誰かに任せなさい!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

部下をどう育てたらいいかわからない

あなたは、部下を思った通りに育てられるだろうか、と不安になっていませんか?

上司になりたての人は、部下をどう育てたらいいか、わからなくて当然です。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

やる気があって覚えのいい部下がついてくれればいいのですが、もしとっても不器用で覚えが悪く、意欲が見えにくい部下を育てることになったら、毎日部下の育成で悩むことになりがちです。

部下育成の難易度は、「部下のレベル」によってガラッと変わるというのは事実です。育ちやすい人を育てるのはカンタン。問題は、育ちにくい人を育てなければならないときです。

部下育成は、基本的には「あなたができる仕事」を部下にやってもらうだけでも成果が上がるものなのですが、あなたの仕事をあなたのように覚えてくれない、やってくれない。

これが、世の上司たちが苦労する点なのです。

もし、あなたがそんな不安を感じていても、心配いりません。

育ちにくい部下でも育成できる「仕組み」があります。

それが今回紹介する「教育の仕組み」です。

このメカニズムを理解すると、部下の育成が格段に楽になります。

まず、部下を育成しようとしたときに、絶対にやるべき3つの教育を理解しましょう。

①手順教育
②基準教育
③なぜの教育

この3つが揃わなければ、育成は恐ろしく非効率になりますから、ゼッタイに理解しておいてくださいね!

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