自己変革できないと悩む人が陥っている意外な罠 原因は意志の弱さではなく無意識に妨げている

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今は「FREE, FLAT, FUN」という言葉を自分自身に言い聞かせ、また人に伝えています。これは私が最も大切にしている価値観です。

●FREE 常識から解放され、ひとりの人間として自由に生きる
●FLAT 一人ひとりが、異なる意思を持つリスペクトされるべき存在である
●FUN 一人ひとりが意思を決めて生きられれば、楽しく幸せな社会になる

それ以前はリスペクトする人からインスパイアされた3つの言葉とともに過ごす時期がありました。

1つ目は、IGPIグループ会長の冨山和彦さんの、「あらゆるしがらみを断ち切れ!」という話にインスパイアされた「心を自由に」。これは、「FREE」につながっています。FREEとは、勝手気ままにではなく、しがらみや常識から解放されることだという想いはここからきています。

2つ目は、ヤフー前社長で現東京都副知事の宮坂学さんがいっていた「迷ったらワイルドなほうを選べ」。これを聞いたとき、「確かにそうだ。自分は迷ったらついマイルドなほうへ行ってしまうから、今日から言い続けよう!」と思い、今でもずっと言い続けています。

そして3つ目は、サムライインキュベート代表の榊原健太郎さんが、「できるかできないかではなく、やるかやらないかで世界を変えよう」とよくいっておられ、そこからインスパイアされて、「ポジティブにガンガンいく」というようになりました。

3つの言葉を毎晩、小声でぶつぶつと唱えていた

これらはいずれも、2012年に「自分に必要なのはこういうことだな!」と思って、毎晩この3つの言葉を小声でぶつぶつと唱え、ボクサーのように拳こぶしをシュッシュッと出しながら散歩するのを日課にしていました。今思えば、まわりの通行人は「あの人大丈夫だろうか」と思っていたことでしょう。

なぜ、そんな行動をしていたのか。それは、東日本大震災を機にさまざまな気づきを得たものの、やるべきことに対して自分の感覚や行動がうまく追いついていなかったからです。だからこそ、自分を意識的に鼓舞する必要があった。

「心を自由に……」「迷ったらワイルドなほうを選べ……」「ポジティブにガンガンいく……」と毎晩唱えて自分自身を鼓舞しなければ、意識だけが高まって行動が伴っていなかった当時の私のマインドは、とても耐えられない状態でした。

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