勉強を心折れず継続できる「東大生」凄いノート術 理科三類生が教える三日坊主にならない方法
最後に紹介するのは、二重目標ノートです。
計画を立てて進捗を管理する中でいちばん重要なのは、「目標を立ててもそれを達成できない」という悩みです。30ページ終わらせるのが目標だったのに、15ページしか終わらなかった、なんてことはざらにある話だと思います。だからといって、簡単な目標にしすぎてしまうと、自分が本当にできる範囲を狭めてしまうことになってしまいます。
人間は「15ページでいいや」といったら15ページしかできないものです。だから目標は高く持ちたいけれど、しかし失敗してしまうと気分が落ち込んで、目標通りにはできない、なんて失敗もありますよね。それに対して東大生がやっているのが、この「二重目標ノート」です。
最低目標と最高目標の「間」を目指す
1週間で自分が達成したい目標のうち、最低限達成したいラインを「最低目標」、最高で達成したいラインを「最高目標」として書きます。
例えば小テストで100点を取るのが最高目標、50点取るのが最低目標、という感じです。そして、その間を目指します。「間」であれば目標がある程度達成されたと解釈するわけです。これなら、高すぎる目標も低すぎる目標も作ることがありませんね。
その後、それに対する振り返りを行います。最低目標をクリアできたことに対するプラスの振り返りと、最高目標をクリアできなかったことへのマイナスの振り返り、両方を行っていくのです。もちろん最低目標もクリアできなかったらその振り返りを行い、今度は目標の設定を変えていく、ということです。
東大生はこのように、自分の計画や進捗をノートで管理することで努力を継続させ、より仕事や勉強のクオリティを上げています。ぜひ今回のノートを真似してみていただければと思います。
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