日本人が「いつまでも英語を話せない」悲しい原因 英語学習で陥りがちな「4つの誤解」

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私が教えてきたレッスンでも、間違いを恐れて発言できなくなるという生徒さんを何人も見てきました。だから私は、「間違ってもいいんだよ」という状況をつくることで生徒さんの情意フィルターを下げることを意識しています。

英会話というものを、学校や英会話スクールのようなテストではなく、クイズだと思って、とにかく英語を話すことを楽しんでみてください。

「a」や「the」や三単現の「〜s」も気にせずやってみてください。そのことで吸収率が上がり、いつの間にか「a」や「the」や三単現の「〜s」も使いこなせるようになります。

つまり、「ルート」を変えてあげるだけで、あなたの達成したい目標は達成できるのです。

もしあなたが間違えたことで、バカにしたり、笑ったりしてくる人がいたら、しめしめと思ってください。その人はおそらく「間違ってはいけない」という呪縛にとらわれている人。今後、その人は英語が話せるようにはならないでしょう。一方で、あなたはすぐにその人に圧倒的な差をつけることができます。

なぜなら、その人の吸収率は5%なのに対して、あなたの吸収率は90%、つまり18倍も成長スピードが違うわけなのですから。

【誤解③】長く美しい英語でなければいけない

あまり知られていない事実ですが、そもそもネイティブの英語は簡単です。それなのに、みなさん難しい英語で表現しようとする傾向があります。このことも情意フィルターを厚くして吸収力を下げてしまう原因です。

難しい英語など話す必要はありません! 例えば、「通勤する」と言いたいときに、日本人だとあえて「commute:通勤する」を使おうとしますが、ネイティブは「go to work」や「go to the office」と言います。

通勤にバスを使うか、それとも電車を使うかを伝えたければ「I go to work by train.」でかまいません。「通勤する」と「会社に行く」は意味が同じですよね。それならcommuteが出てこないから話せない、となるよりも、知っている単語で「go to work」と言えたほうがいいですよね。

それに対してネイティブが「それはcommuteって言うんだよ」と言ってくることはまずありません。そのほかにもニュースなど公式の場でたまに出てくる「diligent:勤勉な」なども日常会話では日本語でもあまり使わないのではないでしょうか?

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