着実に資産を増やす人が知る「米国株」の復活力 強みは「大化け×復活力」の2つの特徴にあった
下がっても上がり続ける――復活力の強さは、もうひとつの米国株の特徴です。その理由を考えてみましょう。
アメリカは世界一の経済大国であり、コカ・コーラやアップルなどアメリカを代表する企業は世界中で経営を展開しています。
また、それらの企業は株主の利益を最優先に考え、株価の上昇を経営理念のひとつにしています。ですから、世界の投資家が米国株に関心を示し、株価が下がっても、資金が流入し、また下がっても、買いが入り上がる。こうして上昇し続けていくのだと考えられます。
復活力の強さは、先ほど説明した大型株でも大化けするという特徴にもつながっています。
下がっても、世界中から資金が流入するので、上昇の力は復活します。そして、さらに続伸して株価が数十倍にもなり、有名企業で構成されているダウも上昇が続いているのでしょう。
米国株の特徴と戦略のまとめ
最後に、米国株の特徴と戦略をまとめておきます。
世界中から資金が集まるのと、集まった資金を株主の利益に還元する方針がとられるためです。
②上昇は長期間にわたることが多い
そこで、トレードの基本はPPP を狙い、買いで攻めていきます。
③投資対象銘柄はPPP の銘柄を探す
その際は日足ではなくて、月足、週足がPPP(強い上昇局面)の銘柄を選び、PPP なら買い、下落している銘柄でもPPPを維持していれば、上昇に戻ったところで買います。
④空売りをするなら、なるべく安全なところでエントリー
基本は上昇トレンドですので、空売りは長くは持たずに刻んで取るのがポイントです。
以上が、米国株の戦略になるでしょう。
なお、米国株といえども、PPPでない場面では買いを控えます。これは、実戦においては重要なポイントです。長期間のチャートでは、いつも上昇しているように見える米国株でも、日々つぶさに見ていくと、けっこう下落する場面があるのです。
しかし、いつまで下がるかがわからない日本株と違って、「いずれ上がる」のでPPPに戻ったら買えば、その後、大きく上昇することが半ば約束されているわけです。日本株よりも買いに対する安心感が違うので、トレーダーにとって非常に戦いやすいのが特徴です。
日本株は刻んで取り、米国株はPPPを見つけ、中長期の保有で取れば、日本株と米国株の両者で大きな資産が築けるようになると思います。
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