「脂肪が定着する人・筋肉が育つ人」の食事の差 とんかつやラーメンはいつ食べるのが正解?

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和食スタイルだと海藻、漬物、緑黄色野菜、魚介類、緑茶を自然に摂取する機会が増えます。これらの食品により食物繊維、動植物に広く存在する黄色または赤色の色素成分であるカロテノイドなどの抗酸化物質といった、健康にいい栄養素をしっかりとれるからだとされています。

すべての食事を和食に、というのは難しいかもしれませんが、朝はご飯に納豆、卵と味噌汁、海苔……といった典型的な日本の朝ご飯で固定するなど、意識的に和食をとるようにしていきましょう。

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6.野菜・海藻・きのこはどれだけ食べてもOK
食事前に水分をとる、というのと同様、食べすぎを防ぐ有効な方法は「野菜、海藻、きのこ類はいくらでも食べてOK!」というルールを決めてしまうことです。

これらの食材に共通しているのは、低カロリーで食物繊維が豊富なこと。つまり、血糖値の上昇をゆるやかに抑えてくれるんですね。脂肪がつきにくく太りにくくなるわけです。

食物繊維の効果でお腹もふくれるし一石二鳥。ドレッシングの使いすぎにだけ気をつけて、量を気にせず食べちゃいましょう。

高カロリーなものはいつ食べればいいのか?

7.美味しいものは昼間のうちに!

人間ですから時々はカロリーの高いものやジャンクフードが食べたいときもありますよね。そんなときは「美味しいものは昼間のうちに!」という言葉を思い出してください。

夜にカロリーが高いものを食べると、肥満につながる。これは自明の理だからです。人間も動物ですから活動量が減る夕方以降に食べたものは体に蓄積するだけ。暗くなってからは獲物が獲れなくなるので、食べたら食べたぶんだけとにかく貯蓄に回す。夜はもう寝るだけでエネルギーを使わないので、体にたまっていく。哺乳類としてこのシステムは当然です。

とんかつやラーメン、ハンバーガー……どうしても食べたくなったときには、ランチで楽しむ。その夜はいつもよりも抑えた食事でコントロール。デキる人の無理のない自己管理として、こういったバランスはぜひ身につけていきましょう。

弘田 雄士 スポーツトレーナー

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ひろた ゆうじ / Yuji Hirota

1976年東京都出身。スポーツトレーナー、コンディショニングコーチ、鍼灸師。日本大学を卒業後、オハイオ州立大学トレド大学にて運動科学を専攻。米国MLB傘下3Aチームにて野球におけるコンディショニング・トレーニングの経験を積む。2015年、ラグビーのトップリーグチーム・近鉄ライナーズのヘッドコンディショニングコーチに就任。2018年からは社会人ラグビーチーム・清水建設ブルーシャークスのコンディショニングコーチを務めるとともに、日本大学のハイパフォーマンスディレクターとして、ラグビー部を中心に、駅伝やサッカー部のトレーニングプログラムを管理している。

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