"東大合格請負人"が分析!「頭がいい人」の真実 難関大学に合格することとはまた別の話だ
次のことを意識してください。
② タイトル付けをする
③ 誰かに教えるつもりでまとめる
ノートを上手にとるようになると、頭の中が整理され、行動もしやすく結果も出しやすくなります。自分で「頭が悪い」「成果が上がらない」と言ってる人の多くは、頭の中が整理されていないことが多いと感じます。まずは行動してみることが重要です。
手書きなんて古い、効率が悪いとお考えの人もいると思いますが、いくつかの研究データによって、デジタルツールよりも手書きの成果が高いことは実証済みです(「Handwriting versus Keyboard Writing: Effect on Word Recall」)。
紙に落とし込むような動作が重要
頭に整理するとき、五感を刺激するのは大切です。触感、つまり手で触れた質感に注目すると、スマホよりも紙が優れている。よく触れた参考書のページやノートは開きやすくなり、それを触るだけで何が書いてあるか思い出せることが多いものです。とくに、情報を整理するときは紙がおすすめです。ただし、簡単なメモ、データを書き出す作業などはスマホでもOKです。あくまでも記憶したい場合や頭を整理するときは紙がおすすめという意味です。
ネット媒体は、スピード感に長けていて、多数の人と共感したり意見できる大きなメリットがある一方で、「見ている」だけになりやすい傾向があります。それだと頭には定着しづらいので、あえて紙に落とし込むような動作が重要です。
ためしに、ここまで読んだ内容を紙に書いてみてください。いかがですか?「あれ? 全然思い出せないって?」それでも構いません。もう一度読み返してみましょう。そうやって思い出す行動をするだけでも脳は刺激されていきます。重要なのは、自分に問いかけて思い出す作業を何度もすることです。
ワシントン大学のピーターブラン氏らによる研究で、学習した内容を思い出す回数を増やすと、その回数が少ない場合よりも成績が向上したとする研究もあります(「Test-Enhanced Learning: Taking Memory Tests Improves Long-Term Retention」SAGE journals 2006年3月1日)。
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