脳の「プレミアム燃料」になる「食べ物10選」 全米トップ脳トレーナー推しブレインフード 

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食事は脳の働きに影響を及ぼす。とはいえ仕事や生活の都合もあるので、ブレインフードたっぷりの食事を毎回とるのは難しいかもしれない。研究により、認知能力には特定の栄養素が直接働くとわかっている。信頼できる検査機関などに相談して、どの栄養素が自分に不足している可能性があるか、確かめるといいだろう。

足りない栄養素はサプリで補う

以前、ポッドキャストで、『Genius Foods(ジーニアス・フード)』の著者マックス・ルガヴィアと、DHA結合型リン脂質をサプリメントでとる効能について話したことがある。

脳はこの脂質をもとに健康な細胞膜を作る。これは重要なことだ。というのも、人間の細胞膜は、情動、実行機能、注意力、記憶力に関わるすべての受容体を作っているからだ。またビタミンB群には、女性の記憶力を改善する作用がある。ターメリックに含まれる栄養素のクルクミンにも、認知機能の低下を防ぐ効果がある。

こうした栄養素はどれも自然界にあるものだが、すべてを食事からとるのは、生活スタイルや味の好みもあるので難しいかもしれない。僕自身はなるべく自然で未加工のオーガニック食品からとるようにしているが、ありがたいことに、すべてサプリメントでも手に入る(ただしサプリメントの質は玉石混交なので、調べてから買うほうが安心だ)。ブレインフードにサプリメントを組み合わせて脳に必要な燃料を与えてもいいだろう。

ジム・クウィック ブレインコーチ

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Jim Kwik

記憶力の改善、脳の最適化、加速学習の分野で知られる世界的エキスパート。幼少期に負った脳損傷により学習困難に悩まされるも、脳のパフォーマンスを劇的に高める手法を開発。以来、人々の真の能力と脳力を引き出す手伝いに人生を捧げている。脳コーチング歴20年以上。学生、高齢者、起業家、教育者から、ハリウッドの大物、プロスポーツ選手、政治主導者、ビジネス界の重鎮、法人顧客(グーグル、ヴァージン・グループ、ナイキ、ザッポス・ドットコム、スペースX、ゼネラル・エレクトリック、20世紀フォックスほか)、国際連合、カリフォルニア工科大学、ハーバード大学、シンギュラリティ・ユニバーシティなどの機関まで実績は多岐にわたる

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