認知症の人の介護「疲れ果てたら」どうすべきか 「してあげる」ばかりでは相手にとっても負担だ

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(画像:『マンガ 認知症』より)  

大好きな祖母が認知症になってしまい、母と2人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。

『マンガ 認知症』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

人が変わってしまったかのような祖母との生活に疲れ果てたニコたちの前に、認知症の心理学の専門家、サトー先生が現れて……。

認知症の人の数が既に500万人を超え、誰もが認知症になったり、認知症介護をしたりする時代。新著『マンガ 認知症』では、認知症の人の心の中をマンガでわかりやすく解説しています。

本稿では、同書から一部を抜粋しお届けします。

この記事の漫画を読む(22ページ)
ニコ・ニコルソン マンガ家・イラストレーター

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宮城県出身。東日本大震災で全壊した実家を建て直すまでの道のりをコミックエッセイ『ナガサレール イエタテール』(太田出版)で描く。その後、祖母が認知症を発症。介護生活の様子を『婆ボケはじめ、犬を飼う』(ぶんか社)、『わたしのお婆ちゃん』(講談社)で描く。

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佐藤 眞一 大阪大学名誉教授

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さとう しんいち / Shinichi Sato

1956年東京生まれ。大阪大学名誉教授。大阪府社会福祉事業団体特別顧問。博士(医学)。
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学後、1999年に埼玉医科大学より博士号授与。明治学院大学心理学部教授、マックスプランク研究所上級客員研究員などを経て、2009年に大阪大学教授に就任し、2022年に定年退職。
著者・共著は『認知症の人の心の中はどうなっているのか?』(光文社新書)、『マンガ 認知症』(ちくま新書)、『認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。

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