40代の2人が「交際ゼロ日婚」をした驚きの顛末 ルームシェアするつもりが、まさかの展開に…

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「交際ゼロ日」で結婚したカップル。そこに至るまでの経緯と現在とは?(イラスト:堀江篤史)

「交際ゼロ日」で結婚したという夫婦がいると聞いて、神戸に向かった。老舗喫茶店「にしむら」の座席を確保して待っていてくれたのは、ともにIT系のフリーランサーである三浦枝里子さん(仮名、49歳)と圭太さん(仮名、42歳)。

顔つきというか雰囲気が似ている。枝里子さんのほうがチャキチャキと話して、圭太さんは優しそうで朴訥なところも仲良し姉弟っぽい2人だ。

予期せぬ流れからの“交際ゼロ日婚”

交際ゼロ日婚と言っても、知り合い期間がなかったわけではない。ボランティア活動を通して信頼関係はあり、一緒にシェアハウスに住もうとしたところ予期せぬ流れで結婚に行きついたという。上手に説明できそうな枝里子さんのほうに時系列で説明してもらった。

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枝里子さんは東京で会社員として長く働いていた。職業は現在と同じくWebディレクター。出社義務はなく、自宅作業が大半なので、当時から「どこでも働ける」環境は整っていた。

ただし、若い頃は働き方を自分でコントロールできるほどの腕も人脈もない。26歳のときに学生時代の先輩と結婚した枝里子さんだが、相手の転勤先にはついて行けなかったと振り返る。

「私がどうしても仕事を続けたかったからです。一緒に暮らしていた頃も単なる同居人みたいになっていたので、彼が単身赴任をしてからは夫婦であることが曖昧になっていました」

そのうちに前夫に「お付き合いしたい人」ができる。不倫はしたくないので別れたいと言われ、枝里子さんは淡々と受け入れた。

「私が何もしてあげていないのだから、そりゃ好きな人ぐらいはできるだろう。致し方のないこと。自業自得だな、と思いました」

離婚したのは36歳のとき。一人暮らしをしながら仕事に邁進していたところに、3つの事件が重なった。2011年のことだ。

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