不二製油のPBFS(Plant-Based Food Solutions)事業部門の小野育子氏は、「東京での出店は思った以上に反響が良かった」と明るい声で話す。丸の内ワーカーが男女問わず来店してくれたうえに、メーカーや外食関係者など販売先となる層も多く店を訪れてくれた。現時点で新たな出店予定はないと言うが、商談の機会が増えるなど一定の手ごたえを得たようだ。
植物性素材などで肉の代替品をつくる動きは、ここ数年アメリカを中心とした欧米で活発になっている。肉を食べないベジタリアンやビーガン(完全菜食主義者)の増加が背景にあるが、家畜の生育に比べて環境負荷が少ない点もニーズ拡大を後押ししている。
東京五輪の延期は痛かった
この流れを受けて、日本でも大豆ミートなどの植物肉を扱うメーカーや外食チェーンが増えてきた。例えばモスバーガーやロッテリアなどのハンバーガーチェーンは、近年相次いで大豆肉をパティに使用した商品を発売している。
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