アップルストア表参道の「世界初」とは? 国内8店目に込められたアップルのこだわり
世界初デザインのらせん階段
そして、地下1階に続く階段も、アップルストア表参道を象徴的するものといえる。「ガラスとスチールで出来た美しいらせん階段であり、全世界のアップルストアでも初めてのデザインになる」という階段だ。
さらに、他の店舗では対面式となっているジーニアスバーを、日本初で初めて「360度型」とし、技術的対応を行うジーニアスとユーザーが横並びになって説明を受けることができるほか、ApertureやFinalCutなどのプロフェッショナル向けソフトウェアの無料セッションが行われるプロラボも日本で初めて設置した。
また、アップルストア表参道店限定商品として、表参道の地図を施した切り子模様のiPhoneケース、ブラックの限定カラーとしたビーツ・エレクトロニクスのヘッドフォン、「omotesando」の文字が入ったmophieのモバイルバッテリーの3つの商品を用意。iPhoneケースは開店からわずか10分後には売り切れとなる人気ぶりだ。限定iPhoneケースの地図に描かれたアップルストア表参道の位置には、iPhoneの背面にあるアップルのロゴマークがくるという、こだわったデザインも特徴となっている。
アップルストアの意味とは?
アップルストアには、戦略的な役割がある。ひとつは、アップルのブランド戦略上、メッセージを発信する重要な拠点となっている点だ。「アップルは、製品と同様に、ストアにも力を注いでいる」と、トゥーザ シニアマーケットディレクターが語るように、アップルストアは世界中のどの店舗もデザイン性に優れ、アップルならではのアイデンティティを感じさせるものとなっている。
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