「お金リテラシー」の高さが分かる5つの質問 全てクレカ払いにしたら3年でどこに行けるか
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❶20万円
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❷36万円
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❸50万円
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❹72万円
A. ❹72万円
クレジットカードで還元率1%とは、100円使ったらそのカード会社のポイントが1ポイント貯まることを意味します。ほとんどのカード会社は、1ポイント=1円で計算できます。
「コンビニで500円のお弁当を買っても、5ポイントしか貯まらないのか。少ないな」と感じてしまいがちですが、昨今、キャッシュレス支払いができるお店は増えています。
毎日、何気なく現金で払っている買い物やランチなど、支出をすべてキャッシュレス支払いに変更し、毎月30万円の支払いを20年間続けたとしましょう。すると、72万ポイント(※1)になります。
1回の利用額は少なくても、意外と貯まることがわかります。貯まったポイントは、現金に変えるほか、楽天ポイントやTポイントにも移行できます。
貯金しても1%の利息などつかないご時世に、利用するだけでポイント還元が受けられるのは圧倒的にお得ですから、利用しない手はありません。
カード払いにすると必要以上に使ってしまうことを危惧するならば、事前にチャージしたぶんしか利用できないプリペイド式の決済方法がお勧めです。無駄遣いする心配がなくなる上に、なにに使ったか明細が残るので、家計簿をつける手間も省けます。
補足説明)
※1 30万円×20年間×1%=72万ポイント
ただし、ポイントの付与は毎回の利用額に対して行われ、100円未満は斬り捨てになる。月額30万円の支払いがあったとしても、まるまる1%ぶんのポイントがつくわけではない。
買い物でポイ活すると、3年間で貯まるポイントは?
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❶韓国(ソウル)
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❷タイ(バンコク)
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❸ハワイ(ホノルル)
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❹フランス(パリ)
A. ❹フランス(パリ)
クレジットカード払いにできるものは、意外と多くあります。日常のこまごました買い物はもとより、携帯電話やプロバイダー料金、生命保険料などなど。
また、地域によって異なりますが、水道光熱費をクレジットカード払いできるエリアが増えています。銀行口座から直接引き落とされるだけではなんの恩恵もありませんが、クレジットカード経由ならポイントがつきます。
ちなみに、4人家族の水道光熱費は平均で月に2万3731円(※1)ですから、1年でおよそ2800ポイントになります。
月の生活費25万円を還元率1%のクレジットカードで支払った場合、1年で3万ポイント貯まります。
では、これを航空会社のマイレージに1ポイント=1マイルで移行させると、どうなるでしょう。実は、1年間のポイントだけで、韓国までの特典航空券が2人ぶんもらえます。
そして、3年ぶんの9万マイルだと、なんとフランス(パリ)までの往復航空券に換えられ、条件によってはビジネスクラスもアリです(※2)。
もちろん、もっと近場のタイやハワイに行くことも可能です。なんの労力もかけずに毎年海外旅行に行けるなら、クレジットカードで支払えるものはすべてクレカ払いにしたほうがお得です。
補足説明)
※1 家族の人数別 水道光熱費の平均額(2019年総務省統計)による。
※2 航空会社の特典航空券は、搭乗クラスとシーズン(通常・閑散・繁忙)によって、必要となるマイル数が変わる。エコノミークラスの通常期の必要マイル数は、韓国(ソウル)1万5000マイル、東南アジア(タイなど)3万5000マイル、ハワイ(ホノルル)4万マイル、ヨーロッパ(フランスなど)5万5000マイル。
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