世界の富裕層が実践する「投資のルール」5つ 投資の成功には「自制の精神」が欠かせない

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世界の富裕層が実践する資金の増やし方とは?(写真:Pinkypills/iStock)
誰もが「お金持ちになりたい」と思っているはずだが、実際にお金持ちになれる人はごくわずか。お金持ちになれるのは、ごく限られたわずかな人だけなのだろうか? しかし、国内外の投資・経済に精通し『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』の著者である高橋ダン氏は、「知識と情熱(パッション)があれば誰でもお金持ちになれるチャンスはある」という。そんな高橋氏に、世界の富裕層が実践する資金の増やし方について聞いた。

世界の投資家が実践する5つのルール

私は12歳から現在までの23年間、投資を続けています。23歳以降は固定給を受け取っておらず、運用で得た成果報酬と個人財産の投資で生活をしてます。

その経験の中で、世界の富裕層の方法論も参考にしながら、投資で利益を出すための法則をいくつか見つけました。それらを整理していくと「5つ」に絞られました。ここでは「世界の投資家が実践する5つのルール」を紹介します。

なお、私は「短期売買=取引」「長期運用=投資」と考えていますが、いずれの手法でもリスクがあります。そのリスクをいかに抑えるかが重要です。

【ルール1】情報をできるだけ集める

取引と投資の世界では「情報は武器」です。武器が多いほど選択肢が増え、判断が正確になります。

金融市場は、言ってみれば“戦場”です。基本的に、誰かが1円稼いだときには、ほかの誰かが1円を失っているからです。これを「ゼロサムゲーム」といいます。

この“戦場”を生き抜くために、どのように情報を集めればいいのか。その1つの方法として、私は毎日『日本経済新聞』『ブルームバーグ』『トレーディングエコノミクス』『CNBC』といった約10の新聞やネットメディアをチェックしています。

このときのポイントは、時間をかけすぎないこと。報道されるニュースを一つひとつ深掘りしていったら、どれだけ時間があっても足りません。そのため私は、まず「見出し」をチェックし、気になったものを詳しくチェックするようにしています。

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