2020年に超売れた「スティック掃除機」ベスト3 「ダイソン」が大きく重たいイメージを一新

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「パワーコードレスMC-SBU840K」自体は、吸引力が非常に強いタイプのスティック掃除機。

2本の円錐形ブラシが向かい合って取り付けられている「からまないブラシ」。髪の毛掃除の手間が省ける(写真:パナソニック)

本体質量は2.6kgだが、ローラーの自走性能が高いため、床掃除に関しては数字以上に軽く動かせる。

自動モードで約18~30分、ロングモードなら約40分(ブラシモーターオフなら90分)バッテリー駆動できる。ふとん用のノズルや蛇腹型のロングホースなど、付属品が多く、多彩な場所を掃除できる。

モップのようなまったく新しい掃除機

家電業界において、つねに新しいものを生み出し、市場が活性化する牽引力となっているのがバルミューダだ。これまでも、微細な優しい風が送れるDCモーター搭載の扇風機やパンをよりおいしく焼けるトースターなど注目の製品を数多く生み出してきた。そして今年新たに発売したのが、バッテリー駆動のスティック掃除機だ。

バルミューダ「BALMUDA The Cleaner」実勢価格5万9400円(写真:バルミューダ)

「BALMUDA The Cleaner」のいちばんの特徴は本体の構造にある。

内向きに回転するデュアルブラシを内蔵した大きなヘッドを採用。

バルミューダはホバー式クリーナーと呼んでおり、実際に電源を入れるとブラシの回転によりヘッドが浮遊したような状態となる。

あとはほうきやモップのように柄を持って、前後左右に自由に動かして掃除ができる。

ヘッド幅が30センチと大きいため、広いリビングでも効率よく掃除が可能。

さらにヘッドは縦向きにも動くため、狭い隙間にも入れられる。

 

360度に回転できる大型ヘッドがいちばんの特徴。前後のブラシが内向きに回転することで高い可動性と吸引力を実現している(写真:バルミューダ)

ヘッドは360度回転する構造で、どの向きに動かしてもゴミが吸引できる仕組みだ。ほうきのように左右に動かしたり、壁際を沿うように掃除できる。

初めて使うときはちょっと戸惑ったが、すぐに慣れることができ、ヘッドをくるくると動かすのが楽しくなった。

掃除機の本体を下部に配置しているため、掃除をしているときはほとんど重さを感じない。

さらにヘッドと柄の部分は取り外すことができ、ハンディ掃除機のようにも利用できる。来年にはオプションでさらに多くのアタッチメントが用意される予定だ。

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