某ファミレス「人気サラダ」の裏側 外食の達人が明かす「中国野菜と外食」の不都合な真実
サラダのレタスは2~3日前に切ったもの
N君:このサラダ、「カット野菜」ということですが、この店の厨房で野菜をカットしていないんですか?
河岸:やってないね。工場でカットして「次亜塩素酸ソーダ」(消毒液)で洗浄したものが袋詰めされて入ってくるの。それを店で小分けして、お皿に盛り付けて出しているだけ。
N君:それを「見抜くスキル」ってあるんですか?
河岸:サラダがカット野菜かどうかは「レタスの形と色」を見るのがいちばんわかりやすいと思う。このレタス、形が「真四角」でしょう。レタスは金気を嫌うから、本当は手でちぎらなくてはいけない。包丁で切ると、変色しちゃうから。でも、手でちぎったら、こんなに真四角にならない。
N君:ホントだ……。
河岸:もうひとつ「レタスの端の色」を見るの。このレタスは2~3日前に切ったものだね。
N君:なぜ2~3日前に切ったレタスだとわかるんですか?
河岸:レタスの端が茶色く変色しているでしょう。1日ではここまで茶色くならない。2日以上は経っていると思う。そんなに時間の経ったレタスを出すなんて、飲食店として論外だよ。
N君:なるほど、サラダの良し悪しは「レタスの形と色」を見ると素人でもわかりやすい、ということですね。
河岸:そう。「形が真四角」で「端が茶色」のレタスは、工場で切って時間の経った「カット野菜」の確率大。ただ、サラダの上にかかっていたチーズは、注文が入ってから、かけたと思う。チーズは生きていたから。
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