某ファミレス「人気サラダ」の裏側

外食の達人が明かす「中国野菜と外食」の不都合な真実

ドレッシングが濃すぎるサラダは「カット野菜」の確率大。「厨房」と「段ボール」も貴重な情報源

健康のために外食ではサラダをよく頼むものの、「ファミレスで食べるサラダは特においしくない……」と感じたことはないでしょうか。

普段、何気なく食べている人も、今度食べるときには、ドレッシングがかかっていない、野菜だけのところをじっくり味わって食べてみてください。野菜本来の味がきちんとするでしょうか?

ファミレスのサラダに野菜本来の味が感じられないのは、冒頭でも述べたように、「次亜塩素酸ソーダ」(消毒液)で何度も洗浄し、おいしさも栄養も抜けてしまったカット野菜を使っているからです。

だから、濃い味のドレッシングをかけてごまかしているのです。もちろんそのドレッシングも、添加物がたくさん入った業務用です。

「カット野菜」かどうかを見極めるポイントは、先ほど述べた「レタスの形と色」に着目することですが、もうひとつの簡単なコツは「野菜の味」と「ドレッシングの味」に注目することです。外食店では、味が抜け落ちた野菜を食べさせるために、ドレッシングの味を妙に濃くしている店が少なくありません。

「野菜の味がしないな……。そのわりにドレッシングの味が濃いな……」

そういうサラダに当たったとすれば、ファミレスに限らずとも、その店は「カット野菜」を仕入れている確率が高いといえます。

工場でカットして袋詰めされた野菜が店に運ばれてくる。厨房では袋をあけて、皿に盛り付け、ドレッシングをかけるだけ。

もうひとつ、もし可能なら、店の「厨房」と食材の入った「段ボール」をのぞき見ることです。その2つを見ることで、その店が隠しておきたい「全貌」がわかります。チェーン店はどこも厨房が客席から見えにくい造りになっていますが、通路から垣間見える店も少なくありません。

厨房の中をのぞき見ることができれば、素材(野菜、肉、魚)があるかどうかを見てください。素材が見当たらない店では、「カット野菜」に限らず、仕入れ品を使っている確率は高いでしょう。

「厨房」と「段ボール」は貴重な情報源。店が隠しておきたい「裏側」を垣間見ることができる。

また段ボールも貴重な情報源です。段ボールを見ることで、その中に何が入っていたかがわかります。

「群馬産キャベツ」とあればキャベツを丸ごと仕入れたことになりますし、段ボールに「カット野菜」とあれば、カットしたキャベツを仕入れたことになります。「ひじき煮」などとあれば、ひじきの煮物の仕入れ品です。

こういった段ボールやコンテナは、店の裏口に積まれていることもよくあるので、裏手に回ってみると、その店の「全貌」がわかることもあります。 

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