とんかつバーガーでマックに喝は入るか

4月に投入したばかりのアボカドバーガーと併売

マクドナルドが5月7日から期間限定で販売する「とんかつマックバーガー」のバリューセット

予想外の新メニュー投入は反撃の狼煙か、それとも、戦略混迷の象徴か。

日本マクドナルドは5月7日から同月下旬までの期間限定で「とんかつマックバーガー」を販売する。Mサイズのポテトとドリンクが付いたバリューセット価格で699円(税込み)。ビッグマックのセット(627〜699円)やモスバーガーの「ロースカツバーガー」(ポテトSセット700円)とほぼ近い価格設定だ。

ターゲットは揚げ物好きの男性客を意識している。会社側は「食べ応えがあり、和食の定番であるとんかつを片手で楽しんで欲しい」(広報担当者)と説明する。

アボカドはどうなるのか

ただ、ここで1つの疑問が浮かぶ。4月中旬から大々的に販売を開始したばかりの期間限定メニュー「アボカドバーガー」はどうなってしまったのか。

現在、マクドナルドは「アボカドビーフ」「アボカドチキン」「アボカドえび」の3種類のハンバーガーを展開している。4月15日に商品発表会を開き、サラ・カサノバ社長自らが「母親など女性をターゲットにした商品」と説明した。当時のリリースを見ると、販売期間は4月17日から5月下旬までとなっている。

同時に、子ども向けにハッピーセットのおもちゃを強化したり、食べ物と一緒に入れられる「ハッピーセットボックス」を投入。子連れ客の取り込みを進めている。

次ページ商品戦略が迷走?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 「薬害・廃人症候群」を知っていますか?
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日系小売企業が本格進出<br>変貌するインドビジネス

日系企業は製造業が半分近くを占めるインド市場。ここへきて小売企業の進出表明が相次いでいます。サントリー、ココイチ、セブン-イレブン、ユニクロ、メルカリなど、人口増と若者の旺盛な消費意欲を取り込む各社の戦略に迫ります。