マック、2枚看板で"古きよき時代"よ再び

年明け早々、期間限定メニューを投入

新メニューをアピールするカサノバ社長(中央、撮影:大塚一仁)

「2013年はお客様に魅力的な商品を提供できなかった。2014年は既存店売上高を必ず前年比でプラスに持っていく」。12月25日のクリスマスを迎えた朝、日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長は2014年の新商品ラインナップ発表会で、こう強調した。

2013年8月、原田泳幸氏から同社の社長兼CEOのバトンを受けたカサノバ氏。それから4カ月近くが経過し、どのようにカサノバ色を打ち出していくのか注目された発表会の場。最初にアピールしたのは期間限定メニューの強化だった。

まず手始めに、「アメリカンヴィンテージ」と銘打った期間限定メニューを1月7日から展開する。ハンバーガーの本場、米国をイメージした「ビッグアメリカ」シリーズ(2010~2012年)が好評だったこともあり、そのコンセプトを継承しながら、1950年代~1980年代の“古きよき時代のアメリカ”をテーマに、新たなキャンペーンとして打ち出すものだ。

ビーフとチキンの2枚看板

ビッグアメリカとの違いは、ビーフに加えて、チキンを使用したバーガーも提供する点。「期間限定商品を拡充する際は、チキンなどを使用して女性など幅広いお客様の嗜好に応えていきたい」(カサノバ社長)。

実際、11月にチキンフィレオで使用するチキンをモモ肉からムネ肉に変えたところ、女性客を中心に販売が堅調に推移しているという。期間限定メニューでも、同じチキンを使用する。

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