飲酒量は「1週間単位で調整すべき」納得の理由 アルコール度数の高い「ストロング系」は要注意

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では、新型タバコにはどのくらい期待できるでしょうか。20~30代の喫煙者のうち、紙巻きタバコから新型タバコに完全に切り替えた人が3人に1人を超えたと伝えられています。見た目がおしゃれなうえに、小さな器具を操作する面白さもあるのでしょう。

メーカーが「有害物質の量が平均で90%少ない」などと宣伝していることから、新型タバコは健康に害を与えにくく、周囲の人に迷惑がかからないと考えている人もいるようです。

加熱式タバコも血管の壁の機能をそこなう

日本で普及している新型タバコは大部分が加熱式タバコです。刻んだタバコの葉を燃やして煙を吸う紙巻きタバコに対し、タバコの葉を加熱して発生する蒸気を吸うため煙が出ません。

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ですが、安全かどうかは別の話です。近年、紙巻きタバコの煙と加熱式タバコの蒸気をネズミに吸わせて、血管の壁の機能がどのくらい変化するかを調べる実験が行われました。一回に15秒間、5分間に5回吸わせたところ、壁の働きは紙巻きタバコで57%、加熱式タバコでは58%低下しました。

加熱式タバコの蒸気が目に見えようが見えなかろうが、血管の壁の機能は紙巻きタバコと同じようにそこなわれるのです。ここにかかわっていると推測されているのがニコチンです。

紙巻きタバコと加熱式タバコのそれぞれを吸ったあとで、血液のニコチン濃度を時間を追って測定したデータを見ると、どちらのタイプのタバコもニコチンが急速に血液に取り込まれ、ニコチンが血液から消えるまでの時間はほとんど変わりませんでした。

タバコをすっぱりやめられない人が多いのは、ニコチンが、ヘロインやコカインより依存性が高いと考えられているからです。禁煙外来には依存が起きるしくみをふまえて開発された禁煙プログラムがありますので、相談するのも一案です。

奥田 昌子 内科医

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おくだ まさこ / Masako Okuda

愛知県出身。京都大学大学院医学研究科修了。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で30万人以上の診察にあたる。現在は産業医を兼務し、ストレス対応を含む総合診療を続けている。著書に『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』『日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた』(講談社ブルーバックス)、『内臓脂肪を最速で落とす』(幻冬舎新書)、『日本人の病気と食の歴史』(ベスト新書)、『なぜ、健康法は「効かない」のか?』(だいわ文庫)などがある。

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