安易に投資に手を出す人が大やけどを負う必然 100万円が1年で138万円になる外債投資の本質

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投資をするにあたって、リターンの多いものにはなぜリスクが伴うのかおさらいしていきます(写真:CORA/PIXTA) 
「なんらかの事情があって働くのが難しい」「かといって起業もハードルが高い」「投資するにも元手がない」……。そんなスキルも経験もないわれわれはどうすればいいのか?
新型コロナ感染症の流行により、大きな転換を余儀なくされた2020年。閉めざるをえなくなった店舗や仕事を失った人々も多い。もはや「安定」など存在しなくなった現代で、将来が不安なわれわれはどう自らの資産を築いていけばよいのか。
「生きづらい人が生きていく方法」を提示し続けているえらいてんちょうこと矢内東紀氏が、「アフターコロナ」を生き抜くための投資法について、新著『とにかく死なないための「しょぼい投資」の話 お金がなくても生き抜こう』から一部を抜粋してお届けする。

前回は、死なずに生きていくための投資を行うための基本的な法則をいくつかご紹介しました。おさらいしておきましょう。

まず、大原則として「より一般的な価値を持つものに換えるとリターンは少なく、価値が制約されるものに換えるとリターンが大きい」んでしたね。

そして、「日頃から付き合いのあるサービスをうまく利用する」とか「あなたが手間や労力をかける」ことによって、損をしないですんだり、得をしたりすることがある、という話でした。

さらに「どうせ利用するなら大手や、近くに店舗が多い(または、近くに店舗がある)、あなたがよく知っているサービスのほうがよい」ということも言える、と書きました。

現金100万円を効率よく増やすには?

これらの法則を踏まえて、お金や価値について引き続き考えていきましょう。まず、あなたが100万円の現金を持っていたとします。この100万円をどうやって増やすか、と考えたときに、いちばん安心安全、なおかつ回収しやすいのは銀行の普通預金でしょう。

銀行に預金するというのは、簡単に言うと「銀行が他人に融資するための資金を預金者が貸してあげている」という構図ですよね。普通預金だったらいつでも引き出して回収できますが、その利率は非常に低くて、2020年8月現在、三菱UFJ銀行の普通預金の年利は0.001%だそうです。

100万円を1年預けて10円儲かります。ふざけるなと思われるかもしれませんが、いつでも預金(つまり、銀行に貸し付け)して、いつでも引き出せる(つまり、銀行が返済しなければならない)状態にしておくと、この程度にしかなりません。

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