採用数は例年以上に少なめ、一段と厳しくなる企業の11年卒採用意欲--「人事担当者に聞く」2011年新卒採用に関する調査

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内定を出す人数、「例年より少なめ」が30.3%

内定を出す人数については「採用予定数に対して、例年並み」という回答が最も多く64.4%を占めた。次いで、「採用予定数に対し、やや少なく」、「かなり少なく」がそれぞれ17.6%、12.7%と続く結果となった。業績に連動して確定する採用人数だが、今年は、企業側が内定を出すことに例年以上に慎重になっている様子が現れているようだ。

積極的な学生の姿がはっきりと。新卒新人の「主体性」「実行力」に期待!

学生の意識の変化についで、最も多かったのは「エントリー数が増えた」で45.2%だった。より積極的な学生の姿勢を、人事担当者は肌で感じ取っているようだ。また、経済産業省が掲げる「社会人基礎力」の中で新卒新人に求めるものは何かを聞いたところ、昨年10月調査時とトップ3は変わらず「主体性」(62.1%)、「実行力」(46.4%)、「柔軟性」(40.9%)だった。「主体性」、「実行力」においてポイントを伸ばしており、新卒新人に対しても、より即戦力として、自ら行動し実現する力を期待しているようだ。
(東洋経済オンライン)

【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20~69歳男女の人事担当者
回収サンプル数:800サンプル
調査期間   :2010年1月29日~2月1日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

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