教育に熱心な大学教授のBlogを読み、コメントし、Twitterで交流することは本当に楽しい。そのような教授はたいてい人気教授なので、講義は大教室で一方的になりがちだし、少人数で指導してもらえるゼミや研究室は倍率が極めて高く入るのは難しい。
しかし、ウェブ上ではオープンに議論をしてもらえる可能性がある。その先生が所属している大学に在籍していなくてもだ。これを利用しない手はないと思う。まずは稚拙なものでもよいから自分なりにしっかり考え、意見をまとめ、ぶつけてみることだ。熱心な教授との問答というたいへん貴重な機会が得られるかもしれない。これが哲学・クリティカルシンキングのトレーニングの4thステップだ。
●インターネットを利用して、学び続ける
大学を卒業してすでに10年になるが、私はいまだ学び続けている。さまざまな分野の専門家との交流が増え、学ぶことの魅力に取りつかれている。学ぶことが、楽しい。学ぶことは、社会に出てからも役立つ。この感覚をつかむまで、随分時間を使ってしまった。ここまで説明してきたインターネットを利用して学び続ける方法は、大学に入りたての人におすすめしたいが、世代・年齢・立場を問わず、積極的に学びたいという人にも通用する話だ。
『グッド・ウィル・ハンティング』という映画をご存じだろうか。図書館で学び、幅広い知識と天才的な頭脳を得たアルバイト清掃員ウィル・ハンティングの成長の物語だ。
われわれには、現代のウィル・ハンティングになるためのインフラが十分に用意されている。
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慶應義塾大学商学部卒。株式会社ジョブウェブの事業部長として、数十社の採用コンサルティング及び、各種リサーチ、教育研修コンテンツの作成に取り組んだ後、独立。
現在は著述業ほか、複数のソーシャル・プロジェクトの実行を手掛ける。
ブログ:人と組織と、fukui's blog
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