ひろゆき「創造的な解決策で自分の道を貫け」 バナヤン「前へ進むサードドアは必ずある」
アレックス:ひろゆきの考え方は、コロナ禍にさらされ、たくさんの障害が目の前にある今こそ、とくに役立つんじゃないかな。
今は2つの選択肢があると思うんだ。これじゃあ何をやってもうまくいきっこないと決めつけて引きこもるか、これをチャンスと捉えて何かやってみようと思うか。
もちろん、たくさんの人が感染して亡くなっている現状はとても悲しいことだし、大勢の人の仕事に支障が出ているのは最も懸念されるべき事柄だよね。
でも同時に、ただじっと座って状況が自然に好転すると期待し続けることはできない。僕らは何をすべきかを考え、実行に移していく必要がある。ひろゆきが言っていたように、たとえ経験値がゼロだったとしても、それが当たり前だと思ってトライすべきだと思うんだ。
この時間をどう生かすかは自分次第
アレックス:若ければ若いほど、なおさらそう。今学生をしている若者は、突然学校にも行けず、友達とも遊べない状況になって、思いがけず、あれこれ考える時間がたっぷりできたはず。この時間をどう生かすかは、本当に自分次第なんじゃないかな。
ひろゆき:僕が大学生のとき最初の会社を作ったのは、そのほうがアルバイトをするより儲かると思ったから。会社を設立する手続きなんかも割と楽しかったな。
会社を作った経験のある友達なんていなかったから、自分で役所に行って、書類を出して手数料を払って、正式に会社が出来上がるまでの過程を全部1人で経験したんだ。なんとなく趣味みたいなところがあった。
アメリカンドリームみたいなでっかい夢を抱いて、いつか百万長者、億万長者になるぞ!みたいな感覚は全然なかった。バイトするより稼ぎがいい。働く時間も好きに決められる。ただそれだけで会社をつくったんだ。
今の若い子にとっては参考にならないかな。アレックスは、日本の若い世代にアドバイスするとしたら?