すべて「大さじ1」でラクラク料理する人の発想 料理ができる人は「手の抜き方」もプロ級
暗記は面倒くさいかもしれませんが、最初だけ頑張れば、あとは一生ものです。慣れてきたら「これは大さじ1.5」など、自分のお好みにアレンジを楽しんでください。
また、見た目がいいと、作るのも、食べるのも楽しくなります。いわゆる“ばえ”です。見栄えがいいと、モチベーションがあがります。それに、翌日に余っても、見た目がいいと、食べる気になるものです。
器をおしゃれにするだけではなく、普段使わないような野菜やハーブ、色をファッションのコーディネートのように同系色にしたりすることはおすすめです。食欲って、思っているよりも見た目に左右されます。
家族のために料理をしない!
もうひとつ、料理は自分のためにするのがいちばんだと思っています。家族がいるから頑張れるということもありますが、いつも他人のために作ることは、義務になり苦しく、いくら大切な人でも疲れてきます。
やらなきゃいけないという呪縛をとりはずしてしまいましょう。まずは自分が食べたいものを第一に作る。これが料理上手の基本ではないかと思います。周りの人も、作り手が自信をもっておいしいと思うものを出したほうが喜ぶような気がします。
栄養も、手作りの料理なら、そんなに気にしなくても、日本人なら大体栄養バランスはとれています。疲れているときは、無理に料理をせず、卵かけごはんなどの簡単なものや外食などにしたほうが、よほど料理自体が楽しくなります。
これは余談ですが、ぜひおすすめしたいのは、大きいフライパンを使うことです。パスタもゆでられ、煮物もできます。
ちなみに安くて大きいフッ素樹脂加工のフライパンを買って、焦げつきが始まったら替えるのが、いちばんいいとたどり着きました。
半年くらいが目安です。まな板は有元葉子さん監修の正方形のまな板を2枚使っています。正方形が2枚あると野菜と肉を別々に切れるし、大物を切るときはふたつつなげて使えます。包丁は長いものと短いものが1本ずつあると調理中、便利です。
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