すべて「大さじ1」でラクラク料理する人の発想 料理ができる人は「手の抜き方」もプロ級

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料理上手の近道は、なによりも外で料理を食べること。食材の思わぬ組み合わせや盛りつけなど、自分の料理のレベルをあげてくれます。

これに、お酒の合わせ方や雰囲気の演出など、あらゆることがインプットの機会です。また、パリやスペインなど、海外の有名レストランをYouTubeやInstagramでチェックするのも楽しいです。直接行かなくても見られるって、とてもいい時代です。

冷めてもおいしい! 簡単たらこパスタの作り方

ただボウルにたらことバターをいれておくだけ(写真:深澤慎平)

それでは、わが家でいちばん登場回数が多いたらこパスタをご紹介します。

これは、ボウルにほぐしたたらことバターと昆布茶を入れておいて、ゆでたパスタを入れるだけ。分量も簡単なので、1、2回作れば覚えるのも簡単です。

わが家では、朝にボウルの中にこれだけ用意して冷蔵庫に入れておきます。そうすれば、帰ったらパスタをゆでるだけです。

また、パスタは何でもいいですが、渦巻きの小さいショートパスタだと、小さい鍋でゆでられるのでますます便利です。

たらこパスタは市販のソースも売られていますが、自分で作ると簡単なのに驚くほどおいしいです。昆布茶とバターで味付けをするのがポイントです。

分量は、たらこはひとり1腹、バター10g、昆布茶は付属の小さじ1/2(なければ3倍濃縮の麺つゆ大さじ1/2でもOK)です。

パスタ(ロングでもショートでも)1人前を表示どおりにゆでます。その間に、まずボウルでたらこをほぐしましょう。

スプーンで皮からしごくようにします。皮がないほうが、食感がよくなります。手間はここだけです。ほぐせたら、その上にバターと昆布茶を入れておきます。パスタの熱で溶けるので、あらかじめ混ぜておく必要はありません。

『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』(日経BP)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

パスタがゆで上がったら、水分がちょっと欲しいので、ざっとだけ水切りをしてボウルに入れます。ソースがからまったら完成。お皿に盛りつけます。

お好みで刻んだのりや青ジソをのせてください。いくらをのせれば急に豪華になります。辛いのが好きなら、明太子でももちろんOKです。このたらこパスタは冷めてもおいしいので、お弁当のおかずとしても使えます。

いかがでしょうか? 料理はおいしくて、楽しければ続きます。ぜひ、まずたらこパスタを丸暗記してみてください!

小竹 貴子 クックパッド コーポレートブランディング・編集担当本部長

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こたけ たかこ / Takako Kotake

1972年石川県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。株式会社博報堂アイ・スタジオでWEBディレクターを経験後、2004年有限会社コイン(後のクックパッド株式会社)入社。広告主とユーザーのwin-winを叶えた全く新しいレシピコンテストを生み出す。2006年編集部門長就任、2008年執行役就任。2010年、日経ウーマンオブザイヤー2011受賞。2012年、クックパッド株式会社を退社、独立。2016年4月クックパッドに復職、現在に至る。また個人活動として料理教室なども開催。シンプルでおいしく、しかも手順がとても簡単なレシピが人気。

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