コロナ禍「結局、今は投資すべき」タイミングか 2つの「投資の本質」を知れば、「答え」が見える
ケイ:まずは、「①『自分』と『お金』、両方の資産のバランスをとるという視点を持つこと」。自分の稼ぐ力と持っているお金、両方が重要な資産だから、お金オンリーのポートフォリオではなく、人生のポートフォリオをつくることが重要なんだ。
ポストコロナで「アタフタしない」ための2つの条件
ケイ:自分自身の人的資産(給料や年金の源泉)の属性をしっかり把握して、お金(金融商品)は人的資産とは異なるところ、つまり自分では手が届かないところを補完する身軽な道具として活用するという考え方だ。
主役はお金じゃなくて自分。大切なのはお金の動きじゃなくて、人生のバランスなんだ。そういう骨太の指針があれば、短期的な市場の動きには振り回されなくなる。
姫野:投資の基本は、自分自身を理解することからですね。金融投資は自分の人生のバランスをとる道具、ですよね。
ケイ:そしてもう1つ。「②投資の本質は『お金儲け』ではなく、自分の応援や社会モニタリングの結果、社会が長期で豊かになった一部を、後から受け取るということ」。
「社会と自分を両方豊かにしていく」という本来の投資力を味方につける行動を続けないと駄目なんだ。投資をギャンブルのように捉えると、身を滅ぼすことになるからね。
僕は、人類が今回の危機を、過去と同じように乗り越えると思っている。新薬の開発も進んでいるし、テレワーク関連で新しい技術やサービスまでも生まれているしね。姫野さんも、コロナにアタフタせず、自分にとって必要な世界の資産への投資を、明日からでもしっかりとしていこう。
姫野:はい。私、どんなときでもお金や金融市場に振り回されるんじゃなくて、自分の人生と社会のために地に足をつけた投資をしっかりやっていきたいです。そして私の人生の足りない部分を埋めてくれるパートナーに早く巡り合わなきゃ……!
ケイ:出た……(笑)。引き続き、プライベートも頑張ってください。本業の仕事も忘れずにね。
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