7月デビュー、「N700S」の見逃せない車内設備

全席コンセント以外に、足元や頭上も進化

N700Sの普通車。一見従来と大きな変化はないようにみえるが、さまざまな進化点がある(筆者撮影)

東海道新幹線に7月1日、新型車両「N700S」がデビューする。最新の技術開発の成果を取り入れた、N700系以来の”フルモデルチェンジ車”だ。東海道・山陽新幹線車両として定着したN700の名称に、シリーズ最高の新幹線車両を意味する“Supreme”の「S」を付け、N700Sという名称になっている。

全席コンセント以外に注目

JR東海は6月13日、実際に営業運転に投入する量産車の報道関係者向け試乗会を実施した。筆者も従来のN700Aから進化した車内設備を隅々までチェックしてきた。今回は、あまり詳しくは報じられていない注目設備を5つピックアップして紹介したいと思う。

朝10時前の東京駅。「回送991号」と表示のある19番線ホームに、ピカピカの車体のN700Sが滑り込んできた。金色に輝く「S」の新しいロゴを横目に、まずは普通車に乗り込む。

客室内に入ると、東海道新幹線の現在の主力であり先代のN700Aと比べて、間接照明になった天井や、大型液晶となった車内テロップが目をひく。さっそく座って、ひじ掛け部分のコンセントに充電器を挿してみる。N700Sの進化点として、普通車も含め全席に設置されることになったことはすでにテレビのニュースや新聞などでも報じられている。

しかし注目すべき点は「全席コンセント」だけではない。

次ページ普通車の座席の座り心地
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
  • 読んでナットク経済学「キホンのき」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
東芝vs.モノ言う株主<br>取締役選任案めぐる攻防戦

ガバナンスの強化などを求める「モノ言う株主」から、取締役の選任を要求された東芝。反対表明と同時に、約40%を保有するキオクシアHD( 旧東芝メモリ)株の売却による株主還元方針も発表しました。7月末の株主総会は将来を決める試金石となります。