700系引退「東海道新幹線」、車内設備の3大変化

「喫煙車」がなくなり、トイレは洋式に統一

名古屋市のリニア・鉄道館では歴代の東海道新幹線車両が並ぶ。写真右から0系、100系、300系、700系(筆者撮影)

3月8日、東海道新幹線(東京―新大阪間)から「700系」車両が大勢のファンに見送られながら引退となる……はずだった。

が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、JR東海は同日予定していた臨時「のぞみ315号」による“ラストラン”を中止。東京駅での出発式や各駅での社員による見送りが取りやめとなり、約20年にわたり活躍した700系は東海道新幹線からあっけなく姿を消してしまった。

そこで今回、700系の引退を惜しみながら、初代「0系」から最新の「N700S」までの東海道新幹線の車両を簡単に振り返り、歴代車両の「車内で増えたモノ・減ったモノ」をそれぞれ3つずつ挙げてみたい。

初代から順にみてみよう

東海道新幹線を運行するJR東海(民営化前は国鉄)が所有する・所有した車種は大きく分けて6種ある。

まずは1964年の東海道新幹線開業時にデビューした初代新幹線0系だ。愛らしく丸いその先頭形状から“団子鼻”とも呼ばれる。1985年に登場した「100系」は、0系よりも前頭部が鋭くなり、中間には2階建て車両を連結、食堂車やグリーン個室も備わった。

1992年に新種別「のぞみ」として営業開始した「300系」はスピードアップを求め開発した車両だ。1999年に登場した700系は300系から快適性が大幅に向上。その先頭形状から“カモノハシ”の愛称で親しまれた。

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