――ゲーム用半導体では、AMDのシェアが拡大しています。
ゲーム分野は、AMDの戦略でコア部分を占めている。家庭用ゲーム機向けビジネスでマイクロソフトやSCE、任天堂と取引できたことは大変ラッキーだった。AMDのゲーム用半導体は、顧客ごとの設計仕様に対応するセミカスタムで作り込むことができる。顧客にとっては差別化ができると同時に、AMDの知的財産を使って高度なグラフィックス処理が可能になる。そこが強みだ。
――2006年に54億ドルでATI社を買収した。これによりゲーム関連ビジネスの拡大につながりましたか。
確かにグラフィックス技術において、ATI社の買収は重要だった。当社が2011年に発表した半導体「APU」では、CPU(中央演算装置)とGPU(画像処理)を1チップ化している。通常は1チップ化は難しいのだがATI社の買収から5~6年を要して両方の強みを同等に扱えるようになり、マイクロソフト「Xbox One」、SCE「PS4」の双方でAPUが採用されるに至った。
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