コロナ禍の飲酒「増えた・減った」9カ国調査 全体の30%が飲酒量減少、規制する国も

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新型コロナウイルスによるロックダウンや外出自粛期間中、飲酒量は減ったとの調査が明らかになった。再開された米ニュージャージー州のビーチでビールなどを買い求める人々。5月23日撮影。(2020年 ロイター/Eduardo Munoz)

[ブリュッセル 5日 ロイター] - 新型コロナウイルスによるロックダウン(封鎖)や外出自粛期間中、飲酒量は減ったとの調査が明らかになった。

世界の大手酒造12社が加盟する非営利団体「責任ある飲酒国際連盟(IARD)」が、世界9カ国で5月13─21日に1万1000人を対象に実施した調査によると、飲酒量が減ったとの回答は全体の30%、増えたとの回答は11%だった。

調査対象のうち、南アフリカは感染期間中のアルコール販売を禁止、メキシコも規制しており、両国とも飲酒量が減ったと回答が大半だった。他の国でも、飲酒量が減ったとの回答が多かった。

フランスでは、飲酒量が減ったとの回答は29%、増えたとの回答は10%だった。ここまで顕著ではないがドイツ、日本、オーストラリア、ニュージーランドでも同じ傾向だった。差は小さいが米国でも同様だった。

英国は例外で、パブやバーが完全に閉鎖されたにもかかわらず、飲酒量が増えたとの回答が21%、減ったとの回答が19%だった。

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