出勤再開で上司に会うのが苦痛な人への処方箋 「出勤したくないのは上司のせい」という人へ
上司に好かれなければならない?
もしあなたの上司が、部下の頑張りを評価せず、否定ばかりする人だったら、部下は大変な苦痛を味わうでしょう。会社に行くのがつらくなって当然です。ただ気になることがあります。嫌な上司に対して、普段あなたがどのような気持ちで接しているかです。
気に食わないと思いながらも、「その上司に好かれなければならない」という気持ちで日々接しているのだとしたら注意してください。あなたは自分の気持ちにウソをついているわけですから、次第に上司のことだけでなく、本心を偽っている自分のことも嫌になっていくでしょう。
もちろん、できれば上司に嫌われないほうが、ストレスなく仕事ができます。しかし、嫌われないように上司の顔色をうかがい、自分の意見を押し殺すことが増えれば、ストレスも比例して増えていきます。いずれそのストレスに押し潰されてしまうかもしれません。
仮に、今は相性がバッチリ合う上司にあたっているとしても、ずっとその上司のもとで仕事ができるわけではありません。人事異動で上司が変わるたびに不安や心配を抱えるのは、精神的によくないでしょう。
「上司」という存在に振り回されないためにも、こう考えてみてはどうでしょうか。そもそも仕事ですから、上司に好かれる必要などありません。仕事と割り切って接すれば、多少なりとも気持ちはラクになるはずです。上司とはビジネスライクな関係を心がけることを前提としたうえで、3つの対処法を提案します。
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