コマツ、前期の最終利益は4割減の1538億円 今2021年3月期業績と配当の予想は未定

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コマツが18日発表した2020年3月期(前期)の当期利益(米国基準)は前年比40.0%減の1538億円だった。写真は2017年3月、米ネバダ州ラスベガスの展示会で撮影(2020年 ロイター/David Becker)

[東京 18日 ロイター] - コマツ<6301.T>は18日、2020年3月期(前期)の当期利益(米国基準)は前年比40.0%減の1538億円だったと発表した。売上高は同10.3%減の2兆4449億円。第4四半期の新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、建設機械・車両部門において、アジアをはじめとする戦略市場での需要減少などが響いた。

2021年3月期(今期)の連結業績予想・配当予想の公表は見送った。世界各国に拡大した新型コロナの終息が見通せない中、適正で合理的な算定が困難なため。

リフィニティブがまとめたアナリスト15人による今期当期利益予想の平均は1556億円となっている。

 

 

(新田裕貴)

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