今こそ「両利きの経営」が切実に問われる理由 ポストコロナのイノベーション論はこれだ
イノベーション論は経営の本質論の1つ
「コロナショック後」の経済、いわゆる「ポストコロナ」が今、企業活動においても大きく問われている。
これまで適温であった経済環境が目先で激変するとともに経営環境が悪化、また、コロナ禍が収まった後の市場を考えても、消費者の性向自体が大きく変化することで、企業は存続のための変化を強いられることになるだろう。
経済環境の変化、マーケットの変化、存続条件の変化に伴い、企業には新たなイノベーションが求められることになる。平時でさえ経営環境は変化の激しいものであるが、ポストコロナにおいては「イノベーション力」がより急速かつ切実に要請されるのは、もはや必然だといえるだろう。
イノベーション論は転換期の今こそ読まれるべきとはいえ、多忙なビジネスパーソンはいまこの状況で何冊もの本を丹念に読み込む時間的余裕も少ないだろうと思う。
そこで、10年にわたり経営書を制作してきた研究者の立場から、「まず1冊」として、『両利きの経営』を挙げる。



















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