――緊急事態宣言の解除に向けた見通しは不透明ですが、今後のホテルの運営方針は。
解除されなければ、しばらく今の体制を続けていく。ただ、従業員の健康だけでなく、生活も守らなければならない。どこかのタイミングで何らかの売り上げを創出する必要に迫られるだろう。緊急事態宣言が解除される前でも、例えばフードのテイクアウトだけ営業するなどの試みも、視野に入れるべきだ。
緊急事態宣言が解除されても、(すぐに)全面的な営業再開に踏み切るつもりはない。ただ、ホテルのレストランはテーブル数を減らすなどして、利用客も従業員も安心できるような形式の営業から始めていきたい。
パレスホテル東京は都内でも数少ない、バルコニー付きの客室があるホテルだ。換気のしやすさは、安心というニーズに応える好材料となる。
「コロナ後」のホテルは安心感がカギに
――「コロナ後」は、ホテルの接客も大きく変わるのでしょうか。
バーで、知らない人間がつくったドリンクを飲みたくないという利用客が出てくるかもしれない。緊急事態宣言が解除されてからしばらくの間は、「安心感」がホテル運営のポイントになってくる。
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